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【 スポーツ交流事業 】

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2012  

ニュージーランドラグビーキャンプ

   2012年8月11日(土)−8月18日(土)

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高体連ラグビー専門部で採択頂いた
「ニュージーランドラグビーキャンプ」を 8 月 11日から18日まで首都ウエリントン地域のハット市で実施しました。

このプログラムは、
ニュージーランドにおける恵まれたラグビーの社会的基盤を体験し、試合、練習、現地のラグビークラブ、ホームステイなどを通して個々のラグビー技術向上と共に、地元の人達との交流をはかり、教員・生徒のラグ ビーに対する自己啓発を諮るプログラムです。

このプログラムの大きな特徴は、
ニュージーランド受入が現地公的機関であるという点です。ニュージーランドの全行程を受入のハット市役所が責任を持って手配しています。行程にはハット市役所の職員が同行し、スムースなプログラム遂行のため万全の体制を整備しました 。

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トレーニング担当コーチ

  
クリスチャン・カレン (元オールブラックス)  


                 
デビッド・ポラック  (ウエリントン ラグビーユニオン)

アラマ・イエレミア (元オールブラックス)

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     クリスチャン・カレン、デビッドポラックコーチの
      パスのデモンストレーション

 

     アラマ・イエレミアコーチの
       アタック、ディフェンス の指導

      カレン、ポラック、イエレミアコーチとともに

 

 

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   ●2012年 NZ ラグビーキャンプ
    参加者:コーチ8名、生徒15名

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コーチ:

日本ラグビーフットボール協会・
高校中学担当理事/ 1 名

沖縄県立コザ高校/1名、
福井県立若狭高校/1名、
北海道小樽潮陵高校/1名、
長野県立長野高校/1名、
大阪学院大学高校/1名、
松山聖陵高校/1名、
京都府立鴨沂高校/1名

 
 

生徒:

北海道富良野高校/3名、
つくば秀英高校/1名、
鎌倉学園高校/1名、
東海大付属翔洋高校/2名、
名古屋高校/1名、
日生学園第一高校/1名、
大阪府立摂津高校/2名、
東海大付属仰星高校/2名、
愛媛県立松山工業高校/1名、
熊本県立済々黌高校/1名

 
 
 

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●実施概要●

オールブラックス本部訪問:
ウエリントンの”ニュージーランドラグビーユニオン”を訪問しました。
この中にはオールブラックスのマネージメントがあり、ニュージーランドラグビーの中枢です。
係の方の案内で本部内を見学しました。オールブラックスの新しいポスターを手に入れるなど、ラグビーをするものにとってはどれも貴重なお宝の経験でした。

夕刻はハット市役所主催の歓迎会が催され、レイ・ワレス市長が「高体連NZキャンプ歓迎」の挨拶をされました。
その後生徒達は夫々分かれて滞在先のホストファミリー宅へと移動しました。

トレーニング:
デビッド・ポラックコーチ、元オールブラックスのクリスチャン・カレンコーチに加え、元オールブラックスのアラマ・イエレミアコーチがトレーニングにあたりました。
ポラックコーチはフォワード、カレンコーチはバックス担当、イエレミアコーチは、アタック、ディフェンススキルを担当しました。
フォワード、バックスのポジション別練習や、チーム全体練習でチームランなど、ペットーネ・ラグビークラブの天然芝グラウンド、室内練習場をフルに使い、みっちり練習しました。

NZコーチの指導時には、その指導法に沿って日本のコーチの先生方が一緒に 指導に加わられレました。

NZの試合観戦:
キャンプでニュージーランドを訪問した時期はニュージーランドではクラブ対抗、学校対抗など各地域のラグビーゲームのファイナルが行われた時期でした。
ウエリントン到着後一行はカレッジファイナルの試合会場へ行き地元の人たちが沢山観戦し地域でラグビーを楽しんで大いに盛り上がった決勝戦を観戦しました。これも日本の選手やコーチの先生方には日本では得られない貴重な体験となりました。

 

NZの学校との練習試合:

 

 

 

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参加されたコーチの方々のコメント ◆

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* カレン、ポラックともに申し分ない。イエレミアコーチも分かりやすかった。

* 特に“怒らない”コーチングは参考になった。

* NZ のコーチング哲学、ラグビー文化を感じることが出来た。

* シンプルでターゲットをしぼった分かりやすいコーチングであった。

* 「この動作が何故いけないか」という説明がされ非常によく分かった。

* 基礎・基本を大切に分かりやすい指導であった。

*  ゲーム要素を随所にいれ”ラグビー“にとらわれずボール競技として柔軟に考える内容も新鮮であった。

* 歓迎のセレモニーや日本語授業への参加などの交流も良かった。

* 『勉強になった』の一言に尽きる。ラグビー王国として確立しているため教える内容も明確だと感じた。

* 非常に内容の濃いキャンプであった。コーチングも解りやすく日本に戻って自チームに還元したい。

* 教育システム、ラグビークラブシステム、国民性、文化がマッチした結果が現状であると思った。

* 大変充実したプログラムであった。トレーニングだけでなく、スタジアム見学、オールブラックス本部見学、現地高校生との交流など盛り沢山でこのラグビーキャンプでなければ体験できないようなプログラムで大変良かった。

*  トレーニングだけでなく、オールブラックス本部見学、現地高校生との交流など非常に盛りだくさんで、このキャンプならではの体験が非常に良かった。コーチや通訳、市役所スタッフのきめ細かいサポートも非常に良かった。

 

 

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参加した生徒達のコメント

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●NZのコーチの教え方はどうでしたか?

*  とても丁寧な分かりやすい教え方だった。

* 熱心で色々なことを教えてくれてよかった。

* 自分達生徒のことをよく考えてくれていた。

●  トレーニングプログラムの内容はどこが良かったですか?

*  ハンドリングがとても練習になり、今後に活かせると思った。

* きつすぎず頭で考える余裕があった。

*  遊びも混ぜながらトレーニングをしたりしていたからリラックスして臨むことができた。

* すべてが試合に直結しているところがよかった。

●ハット インターナショナル ボーイズ スクールとの試合はどうでしたか?

*  パワーの違い、接点の違いがかなりあった。

*  教えてもらった事が活かせたのでよかった。

* 日本チームがきっちりとゲームコントロールすることができれば勝てたと思う。

●NZのコーチから教わった中でどの点が参考になり役立ちましたか?

*  ゲームプランとハンドリング、ひきつけるオフェンス。

*  ラグビーを楽しくできたこと。

*  ラインブレイクしたときのスペースのとり方などのアドバイスがとても良い勉強になった。

* 必ずどのプレーでも“何故そうなるか”を教えてもらったこと。

 

●「NZラグビーキャンプ」プログラムの全体的な感想を教えてください。

* 現地の高校生との交流やホームステイも貴重な体験でこのラグビーキャンプに参加して自分自身も成長することができよかった。

*  なかなか行けないニュージーランドに来ることができこのラグビーキャンプを体験できよかった。

*来年行く人たちには是非 HIBS との試合に勝ってほしい。今回経験したことを日本で生かしたいと思う。

*  練習は基礎練習が多かったが、一つ一つの練習内容が濃く、ラグビー技術が向上できるラグビーキャンプだと思った。

*  この「 NZ ラグビーキャンプ」は今後将来ラグビーをしていくうえで言葉に表せないほど良い経験になった。関係者の皆さん有難うございました。

 

 

 

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日本ニュージーランドセンターとして日本・ニュージーランドのスポーツ交流を「ニュージーランド ラグビー キャンプ」を実施することで継続していきたいと願っています。

生徒達のニュージーランドでの体験がより多くの高校生にとってラグビーの自己啓発に役立ち、「ラグビーの楽しさを体験していくこと」に貢献できればと願っています。

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ニュージーランドラグビーユニオン 本部訪問

          ウエストパックスタジアム、ウエリントンRFUラウンジで
          プログラムの 紹介 (写真はクリスチャン・カレン)

 

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2012 年は、試合相手校ハットインターナショナルボーイズスクール(HIBS)の協力で、
*歓迎ハカ、
*日本語授業への参加、
*マオリの伝統料理「ハンギ」の昼食など、
試合前日に全校挙げて盛りだくさんのプログラムを用意頂き、日本・ NZ の学生交流の機会を作ることが
できました。

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講堂でHIBSスクールハカの披露 

選手達は日本語授業へ参加

HIBS校選手と共に合同トレーニング

 

 


 

 

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=試 合=
高体連チーム VS HIBS 
2012年8月16日16:00−
場所:ハットインターナショナルボーイズスクール
グラウンド

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試合前のHIBS校 HAKA



高体連チーム試合前の”やるぞ!”

 


スクラム

ラインアウト

ゴールポスト前の攻防

 


戦術のうちあわせ?

 

 

デビッドポラックコーチのハーフタイムの
アドバイスを受ける生徒達

 

 

 

試合後”ノーサイド”の握手

 

 

 

 

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■ハットインターナショナボーイズスクールとの試合の模様は、NZの地元新聞、”Upper Hutt leader"に記事掲載されました。
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Visitors show off their skills ROSEMARY MCLENNAN Last updated 10:14 22/08/2012


Running free:
A Japanese player puts his rugby skills into practice againsta Hutt International Boys School side.

A Hutt International Boys School team had their work cut out against young players from Japan here for a week of intensive training.
The Japanese team dominated the game until near the end when the Hutt side, a mix of first XV and the development XV members, came out the winner 25-15.
The annual Japanese Rugby Camp brought out 15 high school students and nine coaches from Japan . It is organised by the Japan New Zealand Centre in Osaka and Hutt City i-SITE.
Students homestayed with Hutt families. Training was based at the Petone Rugby Club and covered ball handling, nutrition, decision- making, scrums, lineouts and back play.
Training was by former All Black Christian Cullen and the Petone Rugby Club coaching co-ordinator David Pollock.

[日本の高校生はスキルを見せた]
(記事概訳)
ハットインターナショナルボーイズスクール (HIBS)  の1チームは、1週間集中トレーニングのため来訪した日本の若いプレーヤー達と試合をし、日本チームは HIBS サイドが1軍メンバーを投入した終盤近くまでそのゲームを支配したが、最終的に HIBS チームが25−15で勝利した。

毎年実施されているこの日本のラグビーキャンプは、今年は15人の高校生、と9人のコーチの編成で、ハット市役所ビジターセンター( i-Site )と日本ニュージーランドセンターが手配し、生徒はハット周辺でホームステイ、トレーニングは、ペットーネラグビークラブをベースに行われ、ボールハンドリング、スクラム、ラインアウト、バックスプレイなど、元オールブラックスのクリスチャン・カレンとペットーネラグビークラブのコーチングコーディネイター、デビッド・ポラックがトレーニング指導を担当した。

写真:「自由に走る」: HIBS サイドに対し自分のラグビースキルを実践する日本の選手

 

 

 

 

 




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