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【 スポーツ交流事業 】

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2011

ニュージーランドラグビーキャンプ

   2011年8月11日(木)−8月18日(木)

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● 本年も日本ニュージーランドセンターが企画、高体連ラグビー専門部採択の「ニュージーランドラグビーキャンプ」が8 月11 日から18 日まで首都ウエリントン地域のハット 市で実施されました。

このプログラムは、ラグビー大国のニュージーランドでは高校生をどのような環境でどのように指導しているか?

日本のコーチ・生徒の皆さんに体験しスキルアップしてもらうプロ グラムです。このプログラムの大きな特徴は、ニュージーランド受入が現地公的機関という点です。ニュージーランドの全行程を受入のハット市役所が責任を持って手配しています。行程にはハット市役所の職員が同行しスムースなプログラム遂行のため万全の体制を整備しました 。

今年はこのプログラムを産経新聞大阪本社・スポーツ担当記者が同行取材され、9月7日から10日までの4日間連載で、『《王国の流儀 NZからの報告》』として掲載され大きな反響をいただきました。

NZの豊かなラグビーの社会基盤とともに、日本各地から参加した生徒コーチのラグビーに対する思いや感想など現地での写真とともに同行取材ならではのキャンプの紹介記事となりました。

企画事務局として「ニュージーランドラグビーキャンプ」プログラムが日本・ニュージーランド間の青少年のスポーツ交流事業推進目的のため、今後も継続実施したいと願っています。

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関西空港に集合した全国からの参加者


●参加者:

コーチ:

日本ラグビーフットボール協会・
高校中学担当理事/ 1 名


茗溪学園中学・高等学校/ 1名
大分県立佐伯鶴城高等学校/ 1名
高体連ラグビー専門部アドバイザー/ 1名
大阪府立千里高等学校/ 1名
青森県立八戸南高等学校/ 1名
東海大学付属仰星高等学校/ 1名
東大阪市立日新高等学校/ 1名
広島県立尾道北高等学校/ 1名
大阪府 金光藤陰高等学校/ 1名

 
 

生徒:


北海道羽幌高等学校/2名
北海道富良野高等学校/2名
大阪府立茨木高等学校/1名
大阪府立千里高等学校/2名
東大阪市立日新高等学校/3名
大阪府 金光藤蔭高等学校/1名
神奈川県鎌倉学園高等学校/5名
愛 知県立千種高等学校/7名

 
 
 


 

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●実施概要●

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オールブラックス本部訪問:
ウエリントンの”ニュージーランドラグビーユニオン”を訪問しました。
この中にはオールブラックスのマネージメントがあり、ニュージーランドラグビーの総元締めにあたるところです。NZ人でも一般のものは立入れないところで、憧れのところを見学でき、一行は係の方の案内で本部内を見学しました。
オールブラックスの新しいポスターをプレゼントされるなど、ラグビーをするものにとってはどれも貴重なお宝の経験でした。


NZラグビーユニオン本部入口にて


●市長歓迎会出席:
夕刻にはハット市役所主催の歓迎会が催され、ロイ・ワレス市帳が「高体連NZキャンプ歓迎」の挨拶をされ、記念品が授与されました。

その後生徒達は夫々分かれて滞在先のホストファミリー宅へと移動しました。



ハット市長歓迎会にて

●マオリ集会所 訪問:

マオリの長老から”HAKA"を教えてもらう

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トレーニング
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今年のトレーニングは、最初から最後までデビッド・ポラックコーチと、元オールブラックスのクリスチャン・カレンコーチがトレーニングにあたりました。 



ポラックコーチはフォワードを、カレンコーチはバックスをそれぞれ担当。フォワード、バックスのポジション別練習や、チーム全体練習でクリスチャン・カレンと一緒にチームランなど、ペットーネ・ラグビークラブの練習場をフルに使い、みっちり練習しました。

*デビッド・ポラックコーチよりトレーニングメニューの説明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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参加コーチの方々のコメント

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*ニュージーランド人コーチのカレン、ポラック、ワットともに素晴らしかった。
熱意があり、生徒のレベルへの対応も速い。
生徒や我々の眼をみてしっかりコーチングしてくれた。

*日本でしている練習ドリルもあらためて狙いやポイントが明確になった。 考察力もあり的確で時間配分もうまかった。

全体的な感想:
* NZラグビーというなかなか経験できない機会を生徒達に提供した点でこのキャンプの存在は評価できる。
生徒達には計り知れない財産になったと思う。
このプログラムがさらに発展・充実した形で今後も継続していって欲しいと思う。

* 全体を通して天候に恵まれなかったことは残念であるが、生徒達のトレーニングに対する意識は非常に高かった。
今後日本のコーチとNZのコーチの打ち合わせを密にするとか怪我や病気に対する具体的な対応策をさらに検討するなどこのキャンプがよりよいものになることを願っている。

* 全体的に大きな怪我もなく、体調を崩すものもなく、終了することができたのは多くの人たちの協力の賜物であると思う。協力していただいた方々に感謝している。

 



 

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参加生徒達のコメント

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* Petone Rugby Football Club(ペットーネラグビーフットボールクラブ)はラグビーの歴史が感じられとてもプレーしやすかった。
またクラブハウス、人工芝、更衣室などラグビーをするための環境が整っていて良かった。


*ハットインターナショナルボーイズスクールとは 降雪のため試合ができず非常に残念だった。


*今回NZのコーチから教わった中で、参考になったことは、スペースを自ら作るために速いパスをすることや見つけ方など役立てられると思った。
ラグビーを楽しくできたこと。

*ラインアウト、スクラムの姿勢などポイントやアドバイスがとても良い勉強になった。

効率の良い攻め方、ボールキャリアーへのサポートの仕方、ボールの受け方などを日本へ帰って改善したいと思う。
全体的な感想:


* オールブラックスの本部や試合観戦をして本場のラグビーをじかに体験でき、とても楽しかった。
マオリ族との交流やホームステイも貴重な体験でこのラグビーキャンプに参加してよかった。


* 練習自体は基礎練習が多かったが、一つ一つの練習内容が濃く、ラグビー技術を向上させることのできるラグビーキャンプだと思った。
またニュージーランドに行きたい。

 

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貴重な体験証明書:
両コーチから全員に「ニュージーランドラグビーキャンプ」修了書とカレンコーチからサインが入った [Paekakariki Express] のラグビーボールが贈呈されました。これは、このキャンプに参加した選手・コーチ陣には一生の思い出になることと思います。

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 「ニュージーランドラグビーキャンプ 」取材記事:
 2011/9/7-2011/9/11
産経新聞に掲載

北海道新聞 掲載記事:
2011/9/2

 

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NZラグビーユニオン本部にて
各州代表のジャージの展示を見る


NZラグビーユニオン本部にて

 

 

 

 

NZの試合観戦:
キャンプでニュージーランドを訪問した時期はニュージーランドではクラブ対抗、学校対抗など各地域のラグビーゲームのファイナルが行われた時期でした。

練習の後、一行はウエリントンVS マナワツの試合会場であるウエストパックスタジアムへ行き地元の人たちが沢山観戦し地域でラグビーを楽しんで大いに盛り上がった決勝戦を観戦しました。これも日本の選手やコーチの先生方には日本では得られない貴重な体験となりました。

ウエストパックスタジアムデNZでNZの試合観戦

 

 

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トレーニング
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ウエリントンライオンズのリチャード・ワットヘッドコーチもフォワードのトレーニング指導にあたってくれました。

 


左から ポラック、ワット、カレンコーチ

 

*クリスチャン・カレンコーチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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        産経新聞記者のインタビュー答える

        元オールブラックスのクリスチャン・カレン

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交換会でHIBS校ラグビー部選手達によるHAKA


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本ニュージーランドセンターとして日本・ニュージーランドのスポーツ交流を「ニュージーランド ラグビー キャンプ」を実施することで継続していきたいと願っています。

生徒達のニュージーランドでの体験がより多くの高校生にとってラグビーの自己啓発に役立ち、「ラグビーの楽しさを体験していくこと」に貢献できればと願っています。

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